ツール
ミュージシャン AI ツール2026:用途別リスト
ミュージシャン AI ツールのリストは、音楽づくりの話で終わりがちです。この記事は、ステムからリリース、コンテンツ、ビジネスまで仕事の流れ全体を追うので、目の前の作業に合うツールを選べます。
ほかの会社のツールについての説明は、各社の公式サイトの内容をもとにしたもので、2026年10月12日時点のものです。機能や料金は変わるため、決める前に各サイトを確認してください。TONTRIAは私たちの製品で、登場する箇所ではその旨を書いています。
音楽をつくる
- AIVA — AI音楽生成アシスタントをうたい、250以上のスタイルで楽曲を生成します(aiva.ai)。
- SunoとUdio — テキストのプロンプトから1曲まるごと生成します。どちらも2024年にメジャーレーベルから提訴され、その一部はのちにライセンス契約で和解しています。作った曲をリリースする前に、商用利用の規約を読んでください。音楽業界のAI活用ガイドも参考にどうぞ。
ステム分離とマスタリング
- LANDR — AIマスタリング、ステム分離、音質の向上などのツールを提供しています(landr.com)。
- MoisesとLALAL.AI — ステム分離:ミックスからボーカル、ドラム、ベースを取り出します。リミックスや練習、カラオケ用のバージョンづくりに便利です。
動画、クリップ、リリックビデオ
- TONTRIA Clips(自社製品)— ライブ、ミュージックビデオ、インタビューを、歌っている人を追いかける縦型クリップに変え、カラオケ風の字幕を付けます。曲のリンクからリリックビデオとSpotify Canvas用のループ動画をつくり、文字起こしをSRTまたはTXTでダウンロードすることもできます。無料プランでは30クレジットが付きます。
- AI搭載の汎用動画エディター — カメラに向かって話す人向けのツールでも、音楽コンテンツを編集できます。決める前に、歌や歌詞をどう扱うか確認してください。
リリース計画とプロモーション
- リリースのチェックリストと計画 — リリースの成否を分ける地味な部分です。クレジット、コード、権利配分、ピッチの日程、毎日のコンテンツ。まずはリリース計画チェックリストから始めてください。
- TONTRIA for Artists(自社製品)— インディーアーティスト向けに、スマートリンク、EPK、AIプレスリリース、マーケティングアシスタントを提供します。
- チャット型アシスタント — プロフィールや売り込み文の下書きに役立ちます。最後は必ず自分の言葉で書き直してください。
レーベル、マネージャー、出版社
- TONTRIA for Labels、for Management、for Publishing(自社製品)— リリース、印税、契約、ライブ、登録を管理し、所属アーティストを把握したうえで、実行する前に確認してくれるアシスタントが付きます。TONTRIA for Labelsもご覧ください。
- 配信プラットフォーム — 最近は、分析や印税のツールを加えるディストリビューターが増えています。すでに使っているなら、どんなレポートを書き出せるか聞いてみてください。計算書はそのレポートが頼りです。
- スプリットシート — いちばんシンプルで、いちばんお金を守れるツールです。無料のスプリットシートのテンプレートをお使いください。
選び方
- ツールではなく、作業から考える。毎週いちばん時間がかかっているのは何ですか?
- 音楽を理解しているか確認する。歌、歌詞、ステム、権利配分は、ありふれた「コンテンツ」ではありません。
- 規約を読む。商用利用、生成物の権利、データの扱いを確認します。
- 外に出るものやお金が絡むものは、必ず人が確認する。
- まず1つのリリースで試す。チーム全体の進め方を変えるのは、そのあとです。